ベトナムのオフショア開発でホーチミンをおススメする理由

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あなたは今、ベトナムでオフショアを検討しているが、ホーチミン、ハノイ、ダナンと大都市が3つある中で、それぞれの都市の違いが気になっているところではないでしょうか?同じベトナムでもそれぞれで特徴を持っています。日本でも東京、大阪、福岡で微妙に空気感が違いますよね。そのような微妙な違いはありますが、ビジネスに置き換えると正直あまり大差は有りません。

 

弊社は、オフショア開発会社としてホーチミンに拠点を設立してからもうすぐで10年を迎えます。これまで数十社の実績と、オフショア開発会社及びオフショア開発を導入したことがある会社など約200社以上との打ち合わせなど当社の蓄積データを最大限に活かし、ホーチミンでのオフショア開発の魅力を紹介します。

 

そして、ホーチミンのオフショア開発のメリット・デメリットを理解していただき、オフショア開を選定する上で1つの参考になればと思います。

 

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1. 3大都市で比較、ホーチミンはビジネスの街

ベトナムの3大都市はホーチミン、ハノイ、ダノンと言われています。その中でもホーチミンはビジネスの街とも呼ばれており、ビジネスするための環境はホーチミンが一番整っています。1章ではそれぞれの都市の比較を紹介します。

 

1-1. ホーチミン、ハノイ、ダナンの比較

ベトナムの3大都市を簡単に表でまとめてみました。

 

202312月情報)

 

ホーチミン

ハノイ

ダナン

日本都市で例えると

大阪

東京

福岡

国民性

商売人・楽観的

勤勉・真面目

温厚・現実主義

治安

平均年収

6,537VND

5,981VND

5,284VND

日系企業数

1,052社

802社

130社

特徴

ハノイに比べて外国企業参入のハードルが低いです。また、近代化もなされており、高層ビルを多く見かけます。

ベトナムの首都です。霞が関のようなところで、政府に関連する主要施設が集まっています。

リゾート地になっています。ホーチミン、ハノイに比べて観光目的で来る人が多いです。IT企業の参入もありますが、農業や漁業の参入が目立ちます。

参考:VIET JO

人と人との交流が盛んであり、外国企業の参入がしやすいという意味でもホーチミンがビジネスの街として人気があります。

 

1-2. ベンチャー企業が集まるのがホーチミン

3大都市について、比較してみましたが簡潔に言うとベンチャー企業が集まるのがホーチミンの特徴です。一方で官公庁系はハノイ、観光はダナン。このようなイメージを持ってもらえるとイメージがしやすいかもしれません。

ホーチミンは優秀な若手人材が集まりがちで、他の都市と比較しても人件費はやや高めです。それでも優秀な人材を確保するには打ってつけの地域ではあります。

とはいえ、ベトナム全体で見たときにそれぞれの都市での地域差はほとんどなく、地域で選ぶというよりは、会社で選ぶことを重視したほうが良いです。アメリカの企業が日本の企業に依頼する時に仕事さえ履行してくれれば、その会社が東京だろうが、大阪だろうが、北海道だろうが、大差ないですよね、そんなイメージです。

 


2. 大事なのは地域選びよりも会社選び

1章で3大都市の比較を紹介しましたが、ホーチミンはやや人件費高めで、優秀な人材が少し多い。これに尽きます。あとは、会社選びに注意すれば地域を気にする必要はほとんどないでしょう。

そこで、2章では会社選びのポイントを紹介していきます。

 

2-1. 日本に本社があり、日本人が経営

オフショア会社は全部で6パターンに分けることができます。その中でタイプAの会社を選ぶようにしましょう。タイプAを選択することで、コミュニケーションロスをより避けることができます。

 

タイプ

本社所在地

経営者

A

日本

日本人

B

日本

ベトナム人

C

日本

ベトナム、日本人以外

D

ベトナム

日本人

E

ベトナム

ベトナム人

F

ベトナム

ベトナム、日本人以外

 

タイプDFのようなベトナムに本社がある会社は基本的にブリッジSEはベトナム人になるケースが多いので慣れないコミュニケーションに苦労するかもしれません。また、契約関係も現地ベトナムの法律を多少は勉強する必要が出てきます。

 

2-2. 日本人ブリッジSEが在籍

ブリッジSEは開発を進めるうえで最重要人物になります。ブリッジSEの力量によってそのプロジェクトの運命が決まると言っても過言ではないでしょう。

その力量を事前に推し量る必要がありますが、様々な視点で評価するようにしましょう。大前提として、ブリッジSEは必ず日本人が立ってくれる会社を選ぶのが重要です。

  • 日本人である(ブリッジ以外のエンジニアは現地ベトナム人でOK
  • エンジニア出身で、開発ノウハウを持っている
  • 今回依頼する開発内容の類似実績がある
  • 実際に話してみて性格が合う

 

2-3. 勤続年数5年以上の社員が半数以上在籍

国外ではジョブホッパーと呼ばれ、スキルアップのために転職を繰り返す文化があり、 23年で辞めてしまうことがよくあります。IT業界では5年以上の経験があるとベテランとみなされることがあり、経験とスキルの蓄積ができていることなど、様々なメリットがあります。また、会社としてしっかりとマネジメント体制が取れていることの証明にもなります。依頼した案件で人が入れ替わったりすることが少なく、効率よく品質の良い開発が望める環境であるといえます。

 

2-4. 依頼する内容に類似する開発実績

ベトナムのITエンジニアは、JavascriptJavaPHPPythonなど、いわゆるWebシステム開発の言語に精通しているエンジニアが多いです。とはいえ、もちろん会社によって得意領域は異なります。中にはインフラやAIに強い会社もあります。

例えばシステム開発でも、どのような言語を使った開発実績が多いのか、得意言語も含めて確認しましょう。今回依頼する予定の類似実績を解像度高く確認することで、よりマッチするか推し量ることができます。

会社の規模が大きいからといって、実績を詳細まで確認せずに進めた結果、失敗するケースは良く聞くところです。

 

2-5. アジャイル開発を採用

システム開発は大なり小なりの原因は様々あるが、開発失敗率は69%にのぼると言われています。その上、国外で行うオフショア開発はコミュニケーションロスも大きな課題となっております。そのため成功へと近づけるためにもアジャイル開発を採用しているかがポイントになってきます。小さな機能単位で開発を進めるアジャイル開発であれば、たとえコミュニケーションのロスが原因で発生したミスも早期に見つけることができ最小限の影響にとどめることが可能になります。

一般的に開発はアジャイル開発とウォーターフォール開発のいずれかの手法で進めていきます。アジャイル開発のように小さな機能単位で行うことで、突発的な仕様変更などに柔軟に対応が可能となるのに対し、ウォーターフォールのように一気通貫での作業だと、スケジュール管理がしやすいといった反面、突然の仕様変更などの対応に多くの工数がかかってしまいます。 また、一気通貫での作業のため場合によってはイメージと違うものが完成後に発覚するなど、開発失敗につながる可能性が高いです。

オフショアでのアジャイル開発の実情を紹介

 

 

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3. 代表的なホーチミンのオフショア会社5

3-1. 株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD

私たちICDは、ホーチミンにオフショア拠点としてラボを開設して約10年経とうとしています。現地に日本人が在籍しており、ブリッジSEとして窓口に必ず立つように体制を整えています。エンジニアとしての知識も豊富でIT業界の専門用語でのやり取りもしっかりとできますので、ご安心ください。

 

会社名

株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン

設立

2000年11

従業員数

200名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都港区赤坂1丁目1232号 アークヒルズ アーク森ビル 17

事業領域

  • Web開発
  • 業務システム開発
  • アプリケーション開発
  • マイグレーション

URL

https://offshore.icd.co.jp/

3-2.株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

ベトナムの上位大学8校と連携しており、スキルの高い人材が豊富です。大学と連携して、スピーディーに体制を組むことができるのが魅力的な会社です。

 

会社名

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

設立

2016年4

従業員数

568名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F

事業領域

  • マッチングプラットフォーム開発
  • モバイルアプリケーション開発
  • 業務システム開発

URL

https://hybrid-technologies.co.jp/

3-3. GMOランシステム株式会社

16年以上の歴史がある会社で、これまで2,000件のプロジェクトを遂行してきました。開発実績の件数としては、他社と比較しても多いです。

 

会社名

GMOランシステム株式会社

設立

2007年8

従業員数

800名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都渋谷区桜丘町261号 セルリアンタワー9F

事業領域

  • 業務系アプリ開発
  • ウェブ開発
  • グラフィックデザイン

URL

https://runsystem.net/ja/

3-4. フジネット・システムズ株式会社

日本のお客様とともにWin-Win精神で長く発展することを心掛けており、高品質・高生産性を実現し、納期を守り、創造性を備えた製品を作ることを最も重要視して開発している会社です。

会社名

フジネット・システムズ株式会社

設立

1996年10

従業員数

750名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都中央区京橋1-6-12 京橋イーサスビル10F

事業領域

  • ソフトウェア開発
  • 業務システム開発、保守
  • Webシステム開発
  • CAD事業

URL

https://www.fujinet.net/ja

 

3-5. NashTech Japan株式会社

主に業務システム開発、ソフトウェア開発、BPO、ラボ型開発などを提供している会社です。日本、米国、欧州、東南アジア、オーストラリアとグローバルな企業のシステム開発で、豊富な実績があるのが強みです。

会社名

NashTech Japan株式会社

設立

2007年

従業員数

2,000名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都中央区京橋3丁目11

事業領域

  • ソフトウェア開発サービス
  • 最先端テクノロジー開発
  • ビジネスプロセスサービス

URL

https://www.nashtechglobal.com/


4.株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD)の紹介

ICDベトナムの集合写真

弊社では国内・外でラボ型開発を行っております。

直近だと国外(オフショア)でのラボ型開発に注力しており、

魅力を知っていただければと思います。

4-1. 必ず日本人ブリッジSEが立つ

ICDには6人(20242月時点)の日本人ブリッジSEが在籍しています。

個々の能力差は出てしまいがちですが、その差をなくすためにICDでは教育体制をしっかりと築いています。

そのため、6人のうち誰が担当になっても安定したサービスを提供できるようになっています。

また、日本人が必ず窓口として立ちますので、5章で取り上げたような気を付けたいポイントをご自身でわざわざマスターする必要はありません。ベトナム人のコントロールも日本人ブリッジSEに任せてください。

<ブリッジSEの紹介>

こんな人がICDのブリッジSEとして活躍しています。

名前

W.M

入社日

2014年

プロフィール

ベトナムにてPMに従事すること10年。

自社開発事業、また、受託開発事業と2つの開発現場の運営に関わっている。

開発現場で肝要なのは「定義」「伝え方」といった管理者責任であると考えている。

そのため、オフショア開発において「言語の壁」は「表面的には存在する」と認識している一方で、開発の成否を決めるのは「管理の仕方」である点では、「日本も諸外国も変わらない」をモットーに、プロジェクトマネジメントに携わっている。

※ICDでは、規模を拡大中です!ブリッジSEとなって、一緒にベトナムを盛り上げませんか?

4-2. 1ヶ月以内に体制構築できる

ICDは独自の採用ノウハウを持っています。

例えば新しいプロジェクトのスタートにあたってエンジニアを揃えないといけないとなった時にICD独自の採用スキームを取り入れることによって約1ヶ月求人募集をすると、平均で5060人程度の応募が来ます。その中からスキル感やキャラクター性から当該プロジェクトにマッチするか面接や技術テストを通して評価し、お客様へご提案いたします。

さすがに全員が新規採用だと心配…、もちろんそこもカバーします。もともとICDに所属しているブリッジSEクラスの能力を持っているSEを必ずリーダーとして立てるようにしています。

4-3. 技術年数が長いベテラン層が多い

ほとんどの会社は技術年数3年以内が6割近く占めているところ、ICDの場合は技術年数5年以上のスタッフが8割を占めています。

このことからもスキルに関しては、ご安心いただければと思います。

(参照:Vietnam IT Market Report 2023

※以下のグラフは、社員各々のスキルシートを集計してグラフ化したデータになります。

ICD技術年数の割合

4-4. 日本人好みのデザインで制作する

  • 色合い

国によって好みの色合いが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でこの色合いにしたの?」と思うケースも良くあることです。ICDではそこをカバーするためにデザインの監修として日本人が必ずチェックするようにしています。

  • UIデザイン

WEBページの配置等でも国によって好みが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でここにナビゲーションがないの?」と思うケースも良くあることです。色合いと同じく、その部分も日本人が必ず監修するようにしています。

例えば…楽天等の良くあるECサイトを思い浮かべてください。

商品カテゴリーの表示は、サイドナビゲーションにあるのが一般的に思われますが、ベトナムのECサイトだとありません。(昔はありましたが、最近は無くすのが流行りみたい)日本人の感覚からしてサイドナビゲーションが無いと違和感があるかもしれません。

<イメージ>

日本のよくあるECサイトの画像    

ベトナムのよくあるECサイト

4-5. 開発環境が整っている

  • プロジェクト全体の明確化

納品までのフローを明確化することにより、お客様にも信頼をいただいています。プロジェクトにもよりますが、以下のようなフローをベースとして組んでいます。

プロジェクトのフローの画像

  • 開発サイクルの明確化

ICDでは以下のような開発サイクルを採用しています。これらを明確化することにより、お客様にも信頼いただいています。また、チケットドリブンを取り入れていますので、開発の工程を細かなタスク(チケット)で進めるため、担当者ごとに細かくタスク管理をすることができます。また、誰がどのコードを編集したのか可視化することで、ブラックボックス化を防ぐことができます。また、些細なミスの早期発見にも繋がり、大きなトラブルを防ぐことができます。

開発のフローの画像

 

4-6. 会社の実績を紹介

  • 位置情報活用アプリ

位置情報と、写真データを組み合わせたライフログアプリ。地図上に写真を配置してライフログを残せるほか、ダウンロード用コンテンツも提供しており、すると生活に役立つ様々な地図を取得できます。

初期開発から担当しており、大規模なプロジェクトもコストを抑えつつ、オフショア開発での実現も可能となっております。

開発事例の画像1

開発規模

20人月

開発言語・技術

Swift, Java

開発費用

2,000万円

  • 不動産デベロッパーが提供する施設検索ポータルサイト

メインの賃貸物件サイトと連携するサービスサイト。目的に応じた施設情報や季節に応じた観光名所案内など、賃貸物件検索以外のニーズに対応したお役立ち情報サイトです。地域密着型のサービスの提供を目的とし、若者から高齢者まで広い階層に楽しく利用してもらうことを念頭に制作しました。

開発事例の画像2

開発規模

12人月

開発言語・技術

HTML, CSS, JavaScript, PHP

開発費用

700万円

  • 社内管理システム

弊社の社内システムです。設計からリリースまでの開発作業をすべて自社内で完結させています。プロジェクトの工数管理や従業員情報管理などをまとめて1箇所で確認できるシステムです。

開発事例の画像3

開発規模

6人月

開発言語・技術

GoogleAppEngine,

mySQL, next.js

開発費用

350万円

そんな実績多数のICDに、ベトナムオフショアならお任せください!

東建コーポレーション様やカインズ様といった大手企業様との取引が多数あり、10年以上ベトナムでオフショア開発を提供してきたノウハウを用いて、お客様にオフショア開発の魅力を提供いたします。興味があるけど、海外というハードルの高さから一歩踏み出せない方、今一歩踏み出すチャンスです。

お気軽にお問い合わせください。

 

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5. まとめ

オフショア開発におけるホーチミンについて紹介いたしました。ベトナムには3大都市が存在し、そのうちの1つがホーチミンです。中でもホーチミンはベンチャー企業が集まる都市であり、優秀な人材が多めな印象です。ただ、ベトナムの国として見たときにそれぞれの都市で大きな差は正直感じません。地域選びよりは、会社選びの方が重要です。

今回のプロジェクトにマッチする最適な開発手段が分からない、オフショア開発の国選びにまだ迷っているなど…オフショア開発について、こんなことが知りたい!がございましたら、最下部の「メールで問い合わせる」からお気軽にご相談くださいませ。

 

 

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ベトナムのエンジニアマーケットから人員調達ができるため、お客様が必要とする人員数を当社のみで提供できる強みがあります。

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プログラマー、システムエンジニアを経て2001年にサイバーエイド株式会社を設立。
2008年に株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザインにジョイン後は、2014年にベトナム・ホーチミンでオフショア開発拠点を立ち上げ、2017年に現地法人ICD Vietnam Limited Liability Companyを創業し現在に至る。
創業以降は東京のみならず、各国内地方拠点(札幌、名古屋、大阪)においても積極的にオフショア開発を推進し、国内のITエンジニア不足の解消を目指す。
ICDベトナムがエンジニア不足を解決します!
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