なぜオフショア開発ではアジャイル開発が採用されるのか?

オフショアでのアジャイル開発とは

あなたは、オフショアを活用したアジャイル開発について、気になっているところではないでしょうか。オフショアを活用することで費用を抑えられることは当然ながら、体制構築も国内よりも早くできるメリットがあります。

そんなオフショアを活用したアジャイル開発について、実際にアジャイル開発に取り組んでいるオフショア会社に所属している私が弊社の取組みと併せてオフショアでのアジャイル開発の魅力を紹介したいと思います。

本記事を読んでいただき、オフショアでのアジャイル開発の理解に少しでもお役に立てたら幸甚です。

 

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1. なぜオフショアではアジャイル開発が採用されるのか。

オフショアはコスト抑えることを目的として、取り入れられる開発手法の1つです。

その中でも海外とのやり取りになるので、コミュニケーションが肝になります。

オフショアの課題をなるべく低減できるようにアジャイル開発が採用されるケースが多いです。

1-1. 国内よりも体制構築が迅速である

アジャイル開発はチームビルディングが大事になってきます。設計~テストまで、それぞれの工程で人材が必要になります。国内では人材不足が囁かれている中、オフショアを活用することで、人材を迅速に確保することができます。開発を急いでいる人には特におススメしています。

 

1-2. 進捗管理がしやすい

機能ごとにサイクルを回すので、今どこの機能のどのフェーズを進めているのか分かりやすいです。オフショアでは、進捗管理が重要になってきますが、そこを分かりやすくなるのは十分なメリットになるのではないでしょうか。ただし、アジャイル開発はプロジェクト全体のスケジュール管理がしづらい弱点があります。機能単位でのスケジュール管理ではなく、プロジェクト全体のスケジュールと照らし合わせながら管理することをおススメします。

 

1-3. コミュニケーションロスの軌道修正がしやすい

ウォーターフォール開発では、事前に要件が整っているので、翻訳されたドキュメントを渡すことである程度双方で共通認識を取ることができます。しかし、アジャイル開発だと、機能ごとにサイクルを回すので、都度ドキュメントを作成してそのドキュメントをブラシュアップしながら進める必要があります。より密なコミュニケーションが大事になってきます。ただ、うまく伝わっていなかった場合でも、ウォーターフォールに比べて早期発見することができるので、軌道修正がしやすいです。

 


2. 株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(弊社)のアジャイル開発の進め方

ICDベトナムのオフィス画像

続いて、2章では、実際に弊社がどのようにアジャイル開発をしているのか、一部紹介したいと思います。

2-1. 開発サイクルの明確化

弊社は、以下のような開発サイクルを採用しています。これらを明確化することにより、お客様にも信頼いただいています。また、チケットドリブンを取り入れていますので、開発の工程を細かなタスク(チケット)で進めるため、担当者ごとに細かくタスク管理をすることができます。また、誰がどのコードを編集したのか可視化することで、ブラックボックス化を防ぐことができます。また、些細なミスの早期発見にも繋がり、大きなトラブルを防ぐことができます。

開発のフローの画像

2-2. プロジェクト全体の明確化

納品までのフローを明確化することにより、お客様にも信頼をいただいています。アジャイル開発は全体のスケジュール管理がしづらいですが、そこをうまくやればベストオブベストな開発手法です。プロジェクトにもよりますが、ICDベトナムでは以下のようなフローをベースとして組んでいます。

 

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3. アジャイル開発が得意なオフショア会社5

3章では具体的にアジャイル開発が得意なオフショア会社を5社紹介します。

3-1. 株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD

私たちICDは、ベトナム現地に日本人が在籍しています。その日本人がブリッジSEとして窓口に必ず立つように体制を整えています。そのため、日本語でのコミュニケーションはもちろんのこと、日本人ならではの感覚も伝わります。エンジニアとしての知識も豊富ですので、ただただディレクション(通訳)するだけの人ではありません。IT業界の専門用語もしっかりと伝わるので、ご安心ください。

 

会社名

株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン

設立

2000年11

従業員数

200名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都港区赤坂1丁目1232号 アークヒルズ アーク森ビル 17

業務領域

  • Web開発
  • 業務システム開発
  • アプリケーション開発
  • マイグレーション

URL

https://offshore.icd.co.jp/

 

3-2. VNEXT JAPAN株式会社

ベトナムのオフショア会社では珍しいAIやブロックチェーンの開発に強みを持っている会社です。今回依頼する内容がAIやブロックチェーンであればおススメいたします。

会社名

VNEXT JAPAN株式会社

設立

2017年10

従業員数

460名(国内+ベトナム)※グループ会社含む

本社所在地

(国内)

東京都千代田区外神田3-8-

昌徳ビル8F

業務領域

  • システム/アプリケーション開発
  • 人工知能コンサルティング/開発
  • ブロックチェーンコンサルティング/開発

URL

https://vnext.vn/

 

3-3. 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

ベトナムの上位大学8校と連携しており、スキルの高い人材が豊富です。そのため、スピーディーに体制を組むことができるのが魅力的な会社です。

会社名

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

設立

2016年4

従業員数

568名(国内+ベトナム)

本社所在地

(国内)

東京都中央区新川2-22-1

いちご新川ビル5F

業務領域

  • マッチングプラットフォーム開発
  • モバイルアプリケーション開発
  • 業務システム開発

URL

https://hybrid-technologies.co.jp/

 

 

3-4. TECHVIFY JAPAN株式会社

従業員は全員英語を話すことができます。実績としても世界25ヶ国と取引をしており、ワールドワイドに対応できるのが魅力的な会社です。英語をネイティブに話すことができるのであれば、この会社を選択しても良いかもしれません。

会社名

TECHVIFY JAPAN株式会社

設立

2018年5

従業員数

350名(国内+ベトナム)

本社所在地

(国内)

福岡県福岡市博多区博多駅前1-9-3

博多駅前シティビル10

業務領域

  • Web開発
  • モバイルアプリケーション開発
  • 人工知能開発

URL

https://techvify-japan.co.jp/

 

3-5. GMOランシステム株式会社

16年以上の歴史がある会社で、これまで2,000件のプロジェクトを遂行してきました。そのほとんどが、アジャイルでの開発となっています。

会社名

GMOランシステム株式会社

設立

2007年8

従業員数

800名(国内+ベトナム)

本社所在地(国内)

東京都渋谷区桜丘町261号 セルリアンタワー9F

業務領域

  • 業務系アプリ開発
  • ウェブ開発
  • グラフィックデザイン

強み

16年以上という長い歴史で、2,000件以上ものプロジェクト実績があるので、経験が豊富

URL

https://runsystem.net/ja/

 


4. まとめ

オフショアでのアジャイル開発について解説してきました。オフショアは、コミュニケーションが肝です。認識の齟齬が生まれがちでありながら、ウォーターフォール開発にしてしまうと、齟齬が発見したタイミングや内容によっては振り出しに戻る可能性もあります。アジャイル開発であれば、齟齬を発見したフェーズで取り返すことができるので、アジャイル開発の方が安心できるでしょう。

 

アジャイル開発について、もっと深く知りたい等、些細なことでも聞きたいことがありましたら、いつでもご連絡お待ちしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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ベトナムのエンジニアマーケットから人員調達ができるため、お客様が必要とする人員数を当社のみで提供できる強みがあります。

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監修者西野英樹 (監修者情報はこちら )
監修者西野英樹 (監修者情報はこちら )
株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD) 技術第2本部 本部長。
3社のシステム開発会社を経て、2010年にICD入社。
入社後、当社のベトナム現地法人設立に関わり、現在は、日本国内企業様向けにオフショア開発の導入コンサル・プロジェクト推進を行っている。
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