あなたは今、ベトナムでのラボ型開発を検討しており、一定期間、専任のベトナム人ITエンジニアを確保し、最大限に活用するためにはどうしたら良いか悩んでいるところではないでしょうか。
そんなモヤモヤを、まさにベトナムにラボを設立してから10年経ち、オフショア開発会社として数十社の実績と、オフショア開発会社及びオフショア開発を導入したことがある会社など約200社以上との打ち合わせ実績がある当社の蓄積データを最大限に活かし、解説いたします。
メリット・デメリットを紹介したうえで、たくさんある会社の中からどのようなポイントを抑えて会社を選べば良いか紹介します。
本記事を読んでいただき、ベトナムのラボ型開発を採用するか判断材料の1つになればと思います。
ラボ型と受託型の簡単な比較表は下記の通りです。
<ラボ型開発と受託型開発(請負)の比較表>
項目 | ラボ型 | 受託型 |
長期的(6ヶ月以上) | ◎ | ▲ |
短期的(6ヶ月未満) | ▲ | ◎ |
開発を進めながら仕様や機能の変更あり | ◎ | ▲ |
納期があり仕様が固まっている | ▲ | ◎ |
複数プロジェクトを依頼したい | ◎ | ▲ |
発注元の企業に常駐する必要ある | SES |
目次
1. ラボ型開発でベトナムを選択するメリット
まず初めにベトナムはオフショア開発拠点として一番人気があることは間違いないでしょう。下記のグラフからも人気であることが分かります。
なぜ、こんなにも人気あるのか詳細は下記の記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。
1-1. ベトナムのエンジニアのレベルは高い
ベトナムのエンジニアのプログラミング能力やインフラへの知見は抜群にあります。日本の場合、社会人になってからでも未経験から始めることができます。しかし、ベトナムの場合、8割以上が情報系の学部を卒業してそれを職にしている人が多いです。そのため、日本よりもベースがしっかりしていると言えるでしょう。
(参照:IT人材白書2020)
ベトナムのエンジニアのレベルが高い理由は実体験も交えて下記の記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。
1-2. ベトナムのエンジニアを自由に活用できる
ラボ型契約であれば、契約期間中は予め決めた月単位での稼働時間内で好きなようにエンジニアを活用することができます。例えば、当初進めていたプロジェクトが予定よりも早く終わりそうなので、別のプロジェクトの開発の手としてお願いしたい…そんなこともラボ型開発であれば実現します。
1-3. ベトナムの親日性は高い
技術力だけで見たらベトナムではなく、インドや中国でも良くないか?と思われるかもしれませんが、他にもベトナムを選ぶ理由はあります。
ベトナム人は本当に親日な人が多い印象があり、日本人に似ているところがあるのが特徴的です。
そのため、コミュニケーションが取りやすい魅力があります。
(1)日本語教育を受けている人が多い
コミュニケーションの面で日本語を話せる人が他国と比較して割合が多いです。
日本語教育機関の調査結果によると、以下の通りとなっており前述のグラフの国と比較しても1%を超えているのはベトナムだけです。
人数(人) | 総人口 | 日本語学習者 | 割合(%) |
ベトナム | 98,200,000 | 169,582 | 1.73% |
フィリピン | 111,000,000 | 44,457 | 0.40% |
インド | 1,393,400,000 | 36,015 | 0.03% |
バングラディシュ | 166,300,000 | 7,418 | 0.05% |
中国 | 1,444,200,000 | 1,057,318 | 0.73% |
ミャンマー | 54,800,000 | 9,646 | 0.18% |
(参照:2021年度 海外日本語教育機関調査)
(2)日本文化が大好き
日本文化に理解や関心が高い人が多いと言われています。それは日本語教育の結果にも表れているようにも見えます。
弊社に所属しているベトナム人と会話していても、ほとんどの人が日本のアニメのことを知っています。「コ〇ン」「〇ケモン」「ドラ〇ンボール」「ワン〇―ス」等…むしろ私よりも詳しいぐらいです。アニメを話題として持ち出すとかなり盛り上がります。
1-4.ベトナムの開発環境が良い
(1)危険度レベル0、治安が良い
殺人や強盗、テロ等の凶悪犯罪は他のオフショア主要国と比較しても少ないです。外務省が出している海外の危険度は、ベトナムはレベル0(=白地図)とされています。
ただ、スリやひったくり、ぼったくりのような軽犯罪は日本よりも多いのは否めません。他の国は中国を除くと危険度レベル1以上となっています。
(参照:外務省 海外安全ホームページ ベトナム)
(2)ネットワーク環境が安定している
システムの開発なので、情報通信のインフラも整備されている必要があります。他国と比較してベトナムは特に力を入れており、レストランやカフェでWi-Fiは使えるのは当然として、インターネット普及率78.59%と急上昇しており、Mobile速度49.12Mbps、Broadband速度107.42Mbpsです。参考までに日本の場合、インターネット普及率82.91%、Mobile速度47.33Mbps、Broadband速度188.28Mbpsです。
ちなみに弊社のベトナムオフィスで計測するとこんな結果でした。上記の数字は国全体の平均なので、弊社はその平均速度よりは快適であることが分かります。
Mobile速度 Broadband速度
他国と比較してみると、アメリカや中国のような大きい国には劣るものの、Mobileが発展しているインドを除けば3番目に顔を出しています。
国 | インターネット普及率 | Mobile速度(Mbps) | Broadband速度(Mbps) |
ベトナム | 78.59%(3) | 49.12(4) | 107.42(3) |
フィリピン | 52.68%(5) | 28.12(5) | 92.92(4) |
インド | 46.31%(6) | 91.81(3) | 60.13(6) |
バングラディシュ | 38.92%(8) | 23.87(6) | 40.36(7) |
中国 | 75.61%(4) | 160.14(1) | 256.32(1) |
ミャンマー | 44.02%(7) | 21.29(7) | 19.68(8) |
ウクライナ | 79.22%(2) | 19.97(8) | 75.14(5) |
アメリカ | 91.75%(1) | 111.01(2) | 227.27(2) |
2. ラボ型開発を最大限活かせるケース
1章では以下のような特徴を紹介してきました。
- ベトナムのエンジニアはレベルが高い
- 人材を自社のエンジニアとして自由に活用できる
- 日本人とのコミュニケーションも取りやすい(日本人と相性が良い)
- 開発環境もしっかりとしている
2章では、そんな特徴をラボ型開発で最大限効果が出やすいケースを注意点を交えて解説します。
2-1. 決められた予算の中で機能追加や仕様変更する
<予算組みしやすく、コストメリットが出やすい>
人月単価で計算することが多く、契約期間内であれば予め決めた稼働時間をオーバーしない限り発生するコストは一定と考えられるので、予算組みはしやすいです。システムの仕様変更や機能追加も稼働時間内であれば金額変更なしで進めることができます。
受託型の場合、開発途中の変更や納品後の不具合を解消するために、追加で費用が発生するケースが多くあります。
2-2.長期的なプロジェクト(6ヶ月以上)を依頼する
<契約期間中は同じエンジニアを活用できる> ※受託型では実現できないことです。
契約期間中は同じエンジニアを自由に活用できるので、自社のノウハウをそのエンジニアに蓄積させることができます。そのため、長い付き合いになるほどノウハウが蓄積されて、開発スピードの向上、チーム間の信頼関係が築きやすくなります。
2-3. 単独ではなく、複数のプロジェクトを依頼する
<複数のプロジェクトに同じエンジニアを活用できる> ※受託型では実現できないことです。
例えば、契約期間が1年間として、当初予定していたプロジェクトが10ヶ月で終わった場合、残り2ヶ月は何も依頼することが無くても費用が発生します。裏を返すと、契約期間中は、複数のプロジェクトに同じエンジニアをあてがうことができます。契約段階で、早期終了した場合の計画を立てておくと良いでしょう。
3. ベトナムのラボ型開発の会社を選ぶポイント
ここまでラボ型の特徴を紹介してきました。ここからはオフショアラボ型開発を依頼する国は、「ベトナムにする!」と決めた方向けになります。
国を決めて、次に会社選びをすることになります。会社を選ぶ上で気を付けておきたいポイントがいくつかありますので、紹介します。
3-1. 日本に本社があり、日本人が経営している
オフショア会社は全部で6パターンに分けることができます。その中でタイプAの会社を選ぶようにしましょう。
タイプ | 本社所在地 | 経営者 |
A | 日本 | 日本人 |
B | 日本 | ベトナム人 |
C | 日本 | ベトナム、日本人以外 |
D | ベトナム | 日本人 |
E | ベトナム | ベトナム人 |
F | ベトナム | ベトナム、日本人以外 |
タイプD~Fのようなベトナムに本社がある会社は基本的にブリッジSEがベトナム人になるケースが多いので慣れない言語でのコミュニケーションに苦労する可能性があります。また、契約関係もベトナムの法律を多少は勉強する必要が出てきます。
3-2. 日本人ブリッジSEが在籍している
ブリッジSEは開発を進めるうえで最重要人物になります。ブリッジSEの力量によってそのプロジェクトの運命が決まると言っても過言ではないでしょう。
その力量を事前に推し量る必要がありますが、様々な視点で評価するようにしましょう。大前提として、ブリッジSEは必ず日本人が立ってくれる会社を選ぶのが重要です。
- 日本人である(ブリッジ以外のエンジニアは現地の人でOK)
- エンジニア出身で、開発ノウハウを持っている
- 今回依頼する開発内容の類似実績がある
- 実際に話してみて性格が合う
3-3. 勤続年数5年以上の社員が半数である
国外ではジョブホッパーと呼ばれ、スキルアップのために転職を繰り返す文化があり、 2~3年で辞めてしまうことがよくあります。IT業界では5年以上の経験があるとベテランとみなされることがあり、経験とスキルの蓄積ができていることなど、様々なメリットがあります。また、会社としてしっかりとマネジメント体制が取れていることの証明にもなります。依頼した案件で人が入れ替わったりすることが少なく、効率よく品質の良い開発が望める環境であるといえます。
3-4. 依頼する内容に類似する開発実績がある
ベトナムのITエンジニアは、Javascript、Java、PHP、Pythonなど、いわゆるWebシステム開発の言語に精通しているエンジニアが多いです。とはいえ、もちろん会社によって得意領域は異なります。中にはインフラやAIに強い会社もあります。
例えばシステム開発でも、どのような言語を使った開発実績が多いのか、得意言語やアーキテクチャを含めて確認しましょう。今回依頼する予定の類似実績を解像度高く確認することで、よりマッチするか推し量ることができます。
会社の規模が大きいからといって、実績を詳細まで確認せずに進めた結果失敗するケースは良く聞くところです。
3-5. アジャイル開発を採用している
システム開発は大なり小なりの原因は様々ありますが、予定通りに完了した割合は31%前後であることが、企業IT動向調査報告書2022から読み取れます。裏を返すと開発失敗率は69%にのぼります。その上、国外で行うオフショア開発はコミュニケーションロスも大きな課題となっております。そのため成功へと近づけるためにもアジャイル開発を採用しているかがポイントになってきます。小さな機能単位で開発を進めるアジャイル開発であれば、たとえコミュニケーションのロスが原因で発生したミスも早期に見つけることができ最小限の影響にとどめることが可能になります。
一般的に開発はアジャイル開発とウォーターフォール開発のいずれかの手法で進めていきます。アジャイル開発のように小さな機能単位で行うことで、突発的な仕様変更などに柔軟に対応が可能となるのに対し、ウォーターフォールのように一気通貫での作業だと、スケジュールを引くのは簡単でも管理が難しく、突然の仕様変更などの対応に多くの工数がかかってしまいます。 また、一気通貫での作業のため場合によってはイメージと違うものが完成後に発覚するなど、開発失敗につながる可能性が高いです。
オフショア開発でのアジャイル開発については以下の記事をご参照ください。
4.ベトナムのオフショア会社おススメ5選
3章では会社選びのポイントを紹介しましたが、ベトナムでオフショアをやっている会社はたくさんあります。多すぎて絞り込めない方に向けておススメできる企業を5社紹介いたします。実際に私がこれまでに付き合いのある会社30社の中から厳選した会社になります。
※情報は2024年2月時点のものです
4-1.株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD)
私たちICDは、ベトナム現地に日本人が在籍しています。その日本人がブリッジSEとして窓口に必ず立つように体制を整えています。そのため、日本語でのコミュニケーションはもちろんのこと、日本人ならではの感覚も伝わります。エンジニアとしての知識も豊富ですので、ただただディレクションするだけの人ではありません。IT業界の専門用語もしっかりと伝わるので、ご安心ください。
会社名 | 株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン |
設立 | 2000年11月 |
従業員数 | 200名(国内+ベトナム) |
本社所在地(国内) | 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アークヒルズ アーク森ビル 17階 |
事業領域 | ・Web開発 ・業務システム開発 ・アプリケーション開発 ・マイグレーション |
URL |
4-2.VNEXT JAPAN株式会社
ベトナムのオフショア会社では珍しいAIやブロックチェーンの開発に強みを持っている会社です。今回依頼する内容がAIやブロックチェーンであればおススメいたします。
会社名 | VNEXT JAPAN株式会社 |
設立 | 2017年10月 |
従業員数 | 460名(国内+ベトナム)※グループ会社含む |
本社所在地(国内) | 東京都千代田区外神田3-8 昌徳ビル8F |
事業領域 | ・システム/アプリケーション開発 ・人工知能コンサルティング/開発 ・ブロックチェーンコンサルティング/開発 |
URL |
4-3.株式会社ハイブリッドテクノロジーズ
ベトナムの上位大学8校と連携しており、スキルの高い人材が豊富です。そのため、スピーディーに体制を組むことができるのが魅力的な会社です。
会社名 | 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ |
設立 | 2016年4月 |
従業員数 | 568名(国内+ベトナム) |
本社所在地(国内) | 東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F |
事業領域 | ・マッチングプラットフォーム開発 ・モバイルアプリケーション開発 ・業務システム開発 |
URL | https://hybrid-technologies.co.jp/ |
4-4.TECHVIFY JAPAN株式会社
従業員は全員英語を話すことができます。実績としても世界25ヶ国と取引をしており、ワールドワイドに対応できるのが魅力的な会社です。英語をネイティブに話すことができるのであれば、この会社を選択しても良いかもしれません。
会社名 | TECHVIFY JAPAN株式会社 |
設立 | 2018年5月 |
従業員数 | 350名(国内+ベトナム) |
本社所在地(国内) | 福岡県福岡市博多区博多駅前1-9-3 博多駅前シティビル10階 |
事業領域 | ・Web開発 ・モバイルアプリケーション開発 ・人工知能開発 |
URL | https://techvify-japan.co.jp/ |
4-5. NAL Solutions Joint Stock Company(株式会社マイナビと資本業務提携)
ブリッジSEはベトナム人になりますが、日本人の営業担当者が無償で対応してくれるのが魅力的です。打ち合わせにも参加してくれるので、ブリッジSEであるベトナム人にうまく伝わらないときは営業担当を頼るのも良いでしょう。
会社名 | NAL Solutions Joint Stock Company(株式会社マイナビと資本業務提携) |
設立 | 2015年8月 |
従業員数 | 250名(ベトナム) |
本社所在地(国内) | 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 |
事業領域 | ・Web開発 ・アプリケーション開発 ・クラウドソリューション |
強み | ブリッジSEはベトナム人だが、日本人の営業担当が無償で付いてくれる(打ち合わせも参加) |
URL | https://nals.vn/ |
5.株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(以降:ICD)の魅力
5-1.必ず日本人ブリッジSEが立つ
ICDには6人(2024年2月時点)の日本人ブリッジSEが在籍しています。
個々の能力差は出てしまいがちですが、その差をなくすためにICDでは教育体制をしっかりと築いています。
そのため、6人のうち誰が担当になっても安定したサービスを提供できるようになっています。
また、日本人が必ず窓口として立ちますので、5章で取り上げたような気を付けたいポイントをご自身でわざわざマスターする必要はありません。ベトナム人のコントロールも日本人ブリッジSEに任せてください。
<ブリッジSEの紹介>
こんな人がICDのブリッジSEとして勤めています。
名前 | W.M |
入社日 | 2014年 |
プロフィール | ベトナムにてPMに従事すること10年。 自社開発事業、また、受託開発事業と2つの開発現場の運営に関わっている。 開発現場で肝要なのは「定義」「伝え方」といった管理者責任であると考えている。 そのため、オフショア開発において「言語の壁」は「表面的には存在する」と認識している一方で、開発の成否を決めるのは「管理の仕方」である点では、「日本も諸外国も変わらない」をモットーに、プロジェクトマネジメントに携わっている。 |
※ICDでは、規模を拡大中です!ブリッジSEとなって、一緒にベトナムを盛り上げませんか?
5-2.1ヶ月以内に体制構築できる
ICDは独自の採用ノウハウを持っています。
例えば新しいプロジェクトのスタートにあたってエンジニアを揃えないといけないとなった時にICD独自の採用スキームを取り入れることによって約1ヶ月求人募集をすると、平均で50~60人程度の応募が来ます。その中からスキル感やキャラクター性から当該プロジェクトにマッチするか面接や技術テストを通して評価し、お客様へご提案いたします。
さすがに全員が新規採用だと心配…、もちろんそこもカバーします。もともとICDに所属しているブリッジSEクラスの能力を持っているSEを必ずリーダーとして立てるようにしています。
5-3.技術年数が長いベテラン層が多い
ほとんどの会社は技術年数3年以内が6割近く占めているところ、ICDの場合は技術年数5年以上のスタッフが8割を占めています。
このことからもスキルに関しては、ご安心いただければと思います。
※以下のグラフは、社員各々のスキルシートを集計してグラフ化したデータになります。
5-4.日本人好みのデザインで制作する
- 色合い
国によって好みの色合いが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でこの色合いにしたの?」と思うケースも良くあることです。ICDではそこをカバーするためにデザインの監修として日本人が必ずチェックするようにしています。
- UIデザイン
WEBページの配置等でも国によって好みが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でここにナビゲーションがないの?」と思うケースも良くあることです。色合いと同じく、その部分も日本人が必ず監修するようにしています。
例えば…楽天等の良くあるECサイトを思い浮かべてください。
商品カテゴリーの表示は、サイドナビゲーションにあるのが一般的に思われますが、ベトナムのECサイトだとありません。(昔はありましたが、最近は無くすのが流行りみたい)日本人の感覚からしてサイドナビゲーションが無いと違和感があるかもしれません。
↓こんな感じです。
5-5.開発環境が整っている
- プロジェクト全体の明確化
納品までのフローを明確化することにより、お客様にも信頼をいただいています。プロジェクトにもよりますが、以下のようなフローをベースとして組んでいます。
- 開発サイクルの明確化
ICDでは以下のような開発サイクルを採用しています。これらを明確化することにより、お客様にも信頼いただいています。また、チケットドリブンを取り入れていますので、開発の工程を細かなタスク(チケット)で進めるため、担当者ごとに細かくタスク管理をすることができます。また、誰がどのコードを編集したのか可視化することで、ブラックボックス化を防ぐことができます。また、些細なミスの早期発見にも繋がり、大きなトラブルを防ぐことができます。
5-6.会社の実績を紹介
- 位置情報活用アプリ
位置情報と、写真データを組み合わせたライフログアプリ。地図上に写真を配置してライフログを残せるほか、ダウンロード用コンテンツも提供しており、すると生活に役立つ様々な地図を取得できます。
初期開発から担当しており、大規模なプロジェクトもコストを抑えつつ、オフショア開発での実現も可能となっております。
開発規模 | 20人月 |
開発言語・技術 | Swift, Java |
開発費用 | 2,000万円 |
- 不動産デベロッパーが提供する施設検索ポータルサイト
メインの賃貸物件サイトと連携するサービスサイト。目的に応じた施設情報や季節に応じた観光名所案内など、賃貸物件検索以外のニーズに対応したお役立ち情報サイトです。地域密着型のサービスの提供を目的とし、若者から高齢者まで広い階層に楽しく利用してもらうことを念頭に制作しました。
開発規模 | 12人月 |
開発言語・技術 | HTML, CSS, JavaScript, PHP |
開発費用 | 700万円 |
- 社内管理システム
弊社の社内システムです。設計からリリースまでの開発作業をすべて自社内で完結させています。プロジェクトの工数管理や従業員情報管理などをまとめて1箇所で確認できるシステムです。
開発規模 | 6人月 |
開発言語・技術 | GoogleAppEngine, mySQL, next.js |
開発費用 | 350万円 |
そんな実績多数のICDに、ベトナムオフショアならお任せください!
東建コーポレーション様やカインズ様といった大手企業様との取引が多数あり、10年以上ベトナムでオフショア開発を提供してきたノウハウを用いて、お客様にオフショア開発の魅力を提供いたします。興味があるけど、海外というハードルの高さから一歩踏み出せない方、今一歩踏み出すチャンスです。
お気軽にお問い合わせください。
6.まとめ
ラボ型開発におけるベトナムの魅力について伝わりましたでしょうか?
この記事を読んでみて、一度ベトナムに行ってみたい!と少しでも思ってくれたら私は嬉しいです。弊社とご縁があった際には、ベトナムに行けるかもしれません…!
弊社は会社を立ち上げたから25年が経ちます。オフショア開発、ニアショア開発、常駐型と様々な形で体制構築できることが強みです。システム開発で行き詰った時には、どんな些細なことでも、お気軽にお問い合わせいただければと存じます。