システム開発の費用相場は?規模やジャンル別に解説

システム開発の費用相場

あなたは今、システム開発において、費用がどの程度掛かるものか気になっているところではないでしょうか?一口にシステム開発と言っても規模や内容が様々ありますので、本記事では規模別、内容別に相場を紹介していきたいと思います。

今回、あなたが開発しようとしているシステム開発に沿って試算してみてはいかがでしょうか?

会社を設立してから25年経つシステム開発会社に所属しており、まさに日々システム開発の数字と睨めっこしている私が解説します。本記事を読んでいただき、システム開発の費用相場を少しでも掴んでいただけると幸いです。

 

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1.システム開発の費用相場 ~スキル別~

1章ではシステム開発のスキル別に相場を見てみましょう。

まず、システム開発における費用は人件費がほとんどです。上級エンジニアを活用するほど費用は高くなっていきます。新人エンジニアであれば安くなりますが、品質も比例するケースがほとんどです。また、システム開発する規模によってレベル感、人数感が変わってきますので、比例して費用も変わってくる。このような構造になっています。

では、どのぐらいのレベルの人が費用がどのぐらい掛かるのか見てみましょう。

プロジェクトマネージャー(PM)

上級

80万円~150万円

エンジニア(SE)

初級(3年以内)

60万円~80万円

中級(10年以内)

80万円~100万円

上級(10年以上)

100万円~150万円

プログラマー(PG)

フリーランス

40万円~80万円

上位企業

50万円~80万円

下請け企業

40万円~70万円

テスター

 

30万円~60万円

デザイナー

初級(3年以内)

40万円~60万円

中級(10年以内)

60万円~80万円

上級(10年以上)

80万円~120万円

※上記に示した数字はあくまで目安になります。あとは、それぞれのレベル感の人が何人必要で、それをどのぐらいの期間を掛けて作るのか。それで開発費用の概算は計算することができます。人月(にんげつ)という単位で計算することができます。

 


2.システム開発の費用相場 ~種類別~

2章ではシステム開発の種類別に相場を見てみましょう。

2-1.社内基幹システム

いわゆる社内の全社員が使用するプラットフォームです。社内基幹システムの導入は主に3パターンに分けられます。

既存製品を活用する

初期費用20万円~

月額5万円~

※使用人数による

既存製品にアレンジを加える

100万円~

ゼロから開発する

500万円~

 

弊社での実例を紹介します。社内従業員の管理システムです。

設計からリリースまでの開発作業をすべて自社内で完結させています。プロジェクトの工数管理や従業員情報管理などをまとめて1箇所で確認できるシステムとなっています。

開発事例の画像3

開発規模

6人月

開発言語・技術

GoogleAppEngine, mySQL, next.js

開発費用

350万円

このように一口に社内基幹システムと言っても導入方法によって金額も大きく変わってきます。

2-2.業務支援システム

営業活動に役立つシステムやプロジェクト管理、バックオフィス等に役立つシステムです。社内基幹システム同様に導入には主に3パターンに分けられます。

既存製品を活用する

初期費用10万円~

月額3万円~

※使用人数による

既存製品にアレンジを加える

50万円~

ゼロから開発する

300万円~

基幹システムに比べて、業務支援システムはあくまで支援(効率化)するシステムなので、費用は低めとなっています。

2-3.スマホアプリケーション開発

スマホ(android, iOS)で動作するアプリケーション開発のことです。スマホアプリも多岐に渡るので本記事では5パターンに分けてみました。

ECアプリ

300万円~3,500万円

マッチングアプリ

300万円~3,000万円

ゲームアプリ

500万円~5,000万円

学習アプリ

250万円~2,000万円

ARアプリ

100万円~6,000万円

 

弊社での実例を紹介します。位置情報を活用したアプリ開発です。

位置情報と、写真データを組み合わせたライフログアプリ。地図上に写真を配置してライフログを残せるほか、ダウンロード用コンテンツも提供しており、すると生活に役立つ様々な地図を取得できます。

開発事例の画像1

開発規模

20人月

開発言語・技術

Swift, Java

開発費用

2,000万円

スマホアプリはピンキリです。かなり内容が濃いモノを作ろうとするとケタが変わってくるでしょう。今回作ろうと思っているスマホアプリがどのぐらい掛かるか気になる方は、弊社にお気軽にお問い合わせください。相談は無料です!

2-4.Webサイト

一番身近な存在なのがWebサイトですね。様々な場面でWebサイトは活用されることになるでしょう。本記事では、Webサイトも主に3パターンに分けてみました。

コーポレートサイト

20万円~300万円

ECサイト

60万円~400万円

マッチングサイト

100万円~500万円

 

弊社での実例を紹介します。施設検索ができるポータルサイトです。

メインの賃貸物件サイトと連携するサービスサイト。目的に応じた施設情報や季節に応じた観光名所案内など、賃貸物件検索以外のニーズに対応したお役立ち情報サイトです。地域密着型のサービスの提供を目的とし、若者から高齢者まで広い階層に楽しく利用してもらうことを念頭に制作しました。

開発事例の画像2

開発規模

12人月

開発言語・技術

HTML, CSS, JavaScript, PHP

開発費用

700万円(保守運用含む)

Webサイトは、ページ数が多くなるほど掛かる費用も大きくなっていくイメージでいると良いでしょう。

 

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3.システム開発の費用を抑える手段

ここまで、システム開発の費用相場を紹介してきました。相場は分かったものの幅は広いし、少しでもコストを抑えたいと思うのは当然でしょう。コストを抑える手段として何があるか、3章では紹介します。

3-1.オフショア開発を活用(最大で1/2まで削減可能)

海外の拠点を活用したオフショア開発を取り入れることで、人月単価は抑えられます。現地の給与での計算になるので、特に東南アジア地域の人材を活用することで抑えることができます。また、商流も気にする必要がなく、そのオフショア開発会社に依頼をすれば自社内にて一括で対応してくれるケースがほとんどです。

海外に出すことが不安な方は、例えば開発の全部を依頼するのではなく一部切り出してお願いする形も検討してみてはいかがでしょうか。

オフショア開発の詳しい解説は以下の記事をご参考ください。

「オフショア開発とは?概要やメリット、成功させるポイントを紹介」

3-2.ニアショア開発を活用(最大で2/3まで削減可能)

国内の地方拠点を活用したニアショア開発を取り入れることで、人月単価を抑えることができます。地方拠点になるので、最低賃金を比較しても分かる通り、東京や大阪等の都心部に比べて人件費を抑えることができます。

ニアショア開発の詳しい解説は以下の記事をご参考ください。

「ニアショア開発とは?オフショア開発の違いとメリットを解説」

 


「システム開発 費用」まとめ

システム開発における、システムの運用保守について解説してきました。運用保守はルーティン化できる業務なので、ある程度流れに乗ったら外注しても良いでしょう。手が空いた自社リソースは次の開発に回すことで、企業の拡大化に繋げることができます。

弊社は会社を立ち上げたから25年が経ちます。オフショア開発、ニアショア開発、常駐型と様々な形で体制構築できることが強みです。システム開発で行き詰った時には、どんな些細なことでも、お気軽にお問い合わせいただければと存じます。相談は無料です!

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